プロローグ 

〜一年前の巴里、グリシーヌ邸にて〜


「大神。貴公の故郷ではどのような神を信仰しておるのだ。」

「え?!どうしたんだい?グリシーヌ!突然そんなことを聞くなんて」


「なにをいうか!宗教とは人間の基本生活の根元を成すものだぞ!」
「貴公の妻となる者としてお主の故郷を訪ねたときに、思わぬ事で無用の諍いを起こすやも
しれぬではないか?・・・」

「グリシーヌ・・ありがとう・・君は本当に優しいのだね」


「よせ・・私はただ自分が恥をかきたくないだけだ」

「僕の家で信仰している神は・・・「道祖神」だ。」


「ドウソシン?」

「子孫繁栄と五穀豊穣を司る神だ。僕の家では代々、その神の宮司を務めている」
「地方によって呼び名は違うんだけどね・・
僕の故郷では
「キンタマ様」と呼ばれている」


「おぉ!子孫繁栄の神か!世継ぎを産まねばならぬわたしにも御利益がありそうだな」

「あはは、そうだね!君が僕の妻になるということは、必然的に君は
「キンタマ様」の巫女になるということだからね!」


「巫女か・・私はなにをすればいいのだ?」

「キンタマ様を敬う歌や踊りは覚えてもらうことになるかな・・
僕の故郷では祝い事の席では必ず巫女、つまり宮司の妻がその踊りを披露する慣わしなんだ」


「おぉ!歌とダンスだな!なら私にも出来るではないか!」
「私は下々の者がするような料理やら掃除などは全く自信がないが、それならばできるぞ!」

「でも・・ん〜・・踊りというか・・祈祷に近いかなぁ・・」


「いや、貴公の義母上になんとしても伝授してもらうぞ!」
「それが、オオガミ家の嫁としての務めなのだろう!」

「わかった、母に頼んでみるよ・・」


「グリシーヌ・ブルーメール!
巴里貴族の誇りにかけて!
「キンタマ様」の巫女としての務め!
立派に果たして見せようぞ!」
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グリシーヌの花嫁修業「不思議の国ニッポン外伝」
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グリチーの夏休み 5
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黒之巣小学校五年一組 大神太朗

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8月6日 晴れ


「キンタマサマ〜〜〜ッ!キンタマサマ〜〜〜ッ!」

なんということでしょう!

ふたたびぼくたちの前にすがたをあらわしたグリチーは
りょうてに茶色いふくろをぶらさげて、わけのわからないことばをわめきちらしています。


「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!キンタマサマ〜〜〜ッ!」
「キンタマサマ〜〜〜ッ!キンタマひゃマ〜〜〜ッ!」

さっき、おしりから飲んだお酒がかなりまわってきたのでしょう。
グリチーの真っ白なからだは、おばさんにビンタされたあとのようなピンク色です。
真っ青なひとみはうるうるして、どこをみているのかわかりません。
鼻水までだらだらたらしています。とってもかっこ悪かったです。


「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!キンタマサマ〜〜〜ッ!」
「キンタマサマ〜〜〜ッ!キンタマひゃマ〜〜〜ッ!」


おなかにブカブカの茶色い腹巻きをしめて
なぜか両足を太ももまである長い袋につっこんでいます。
とうぜん、そのままでは歩けないので、ぴょこんぴょこんと跳ねながら近づいてきます。


「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!キンタマひゃま〜〜〜ッ!」

ギャハハハハハハハッ!

りょうてに毛の生えた玉袋をぶらさげて、大きなオッパイをぶるんぶるんとふるわせながら
恥ずかしいことばをわめきちらす、金髪のおねえさんのあまりにも惨めなすがたに
えんかいじょうのおじさんたちは大喜びです。

ふらふらとよろめきながら、ようやくグリチーが「舞台」にたどりつきました。
舞台といっても床の間の前のたたみ一枚ぶんのスペースです。
このばしょでいつもグリチーはいろんな恥ずかしい芸やおどりをさせられるのです。

きょうはここでどんな恥ずかしいことをするのでしょう。


「うひゃあああっ!」
「グリシーヌ・ブルーメールわぁっ
キンタマサマがカミサマデスぅッ!」


「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!バンザーイッ!」
「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!バンザーイッ!」
「キンタマひゃマ〜〜〜ッ!バンザーイッ!」

グリチーがいきなりりょうてに持った玉袋を頭の上にあげてバンザイをはじめました。
キンタマが神様なんてアタマの中がおかしいと思います。


「キンタマサマ〜〜ッ!
ヘンタイがぁっ!
チンチンおドりをぉッ!
オどりマスぅ〜〜〜っ!」

グリチーは手に持った玉袋を床におき、くるりとぼくたちに背を向けてしまいました。

何がはじまるのかと、ぼくもおじさんたちもきょうみしんしんです!



「ハァッ!オチンチ〜〜ン!」

グリチーがいきなりじょうはんしんを前にたおしました!
そしてぼくたちはやっとグリチーのへんてこなかっこうの意味にきがついたのです!



!!!!!!!


「ワ、ワタシは、キンタマサマのミコ!
グリチンポですゥッ!」

どっ!

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

「ぎひひっ!ありがたやっ!ありがたやっ!」
「こりゃ、立派な金玉様だぁっ!」
「げへへっ!巫女のグリチンポ様だとよっ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

なんとグリチーは自らのおしりでオチンチンをひょうげんしてみせたのです!
いったいなんのためにこんなことをしているのでしょう。
グリチーが考えていることは、ぼくにはまったくわかりません。


「ぐ、グリチンポぉっ!
ボッキしちゃいマ〜〜〜スっ!


「ピクぅっ!ピクぅっ!ピクぅっ!」


「ピクぅっ!ピクぅっ!ピクぅっ!」
「ピクぅっ!ピクぅっ!ピクぅっ!」



ピクぅっ!ピクぅっ!
ピクぅっ!ピクぅっ!
ピクぅっ!ピクぅっ!


ピクぅっ!ピクぅっ!
ピクぅっ!ピクぅっ!
ピクぅっ!ピクぅっ!


ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!


グリチーが情けないこうかおんにあわせておしりをヒクつかせます。
そしてグリチーはオチンチンの皮にみたてた袋を
いっきにこしの上のほうまで引き上げました。
なにごとかと、おじさんたちのしせんが、グリチーに集中しました。


「ぐ、グリチンポォ〜ッ!
ホーケーバージョン〜〜〜っ!」


「ホーケーッ!ホーケーッ!ホーケーッ!」


「ホーケーッ!ホーケーッ!ホーケーッ!」
「ホーケーッ!ホーケーッ!ホーケーッ!」



「ホーケーッ!ホーケーッ!ホーケーッ!」
「ホーケーッ!ホーケーッ!ホーケーッ!」

どっ!

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

「た、たしかにこりゃぁ皮かむりだべっ!」
「吾作!おめぇのチンポでねぇか?!」
「ば、ばかこくでねぇっ!オラのチンポはむけてるだよ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!


「チンポッ!チンポッ!チンポッ!チンポッ!」


「チンポッ!チンポッ!チンポッ!チンポッ!」


チンポッ!チンポッ!
チンポッ!チンポッ!
チンポッ!チンポッ!


チンポッ!チンポッ!
チンポッ!チンポッ!
チンポッ!チンポッ!


ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

「くくくっ!は、腹がいてぇだっ!」
「と、とんでもねぇ巫女様だべ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!



「ぐ、グリチンポぉッ!
マスをコキますゥっ!」


「シコッ!シコッ!シコッ!シコッ!」


「シコッ!シコッ!シコッ!シコッ!」
「シコッ!シコッ!シコッ!シコッ!」


シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!


シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!



「ホントにセンズリこいてるだぁ〜〜っ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!


シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!


シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!
シコッ!シコッ!


その時、ちょうしにあわせて皮を上げ下げしていた
グリチーにいへんが起こりました!



「ハアアアアアアアッ!」


「デチャウッ!」


デチャウッ!
デチャウッ!
デチャウッ!


デチャウッ!
デチャウッ!
デチャウッ!



「ヒギイイイイイ〜〜ッ!」


「グリチンポ〜ッ!
セーエキでちゃいマス〜〜っ!」



「グリチンポに
シャセイさせてくだシャイ〜〜〜ッ!」


「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」


「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!


「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」
「オネガイシマス〜〜ッ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

ぺこりぺこりとコメツキバッタのように頭を下げる巨大チンポの
あまりのみじめさに宴会場はばくしょうのうずです!


「ヒイイイイイッ!
シャセイシタイデス〜〜〜〜ッ!」



「シャセイッ!シャセイッ!シャセイッ!」


「シャセイッ!シャセイッ!シャセイッ!」
「シャセイッ!シャセイッ!シャセイッ!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

「ん・・・おい、なんか臭くないか?」
「あ!コイツ、ケツの穴から先走り液出してるべ!」
「げひひっ!なんとも汚ねぇチンポの巫女様だぁ〜〜!」

ギャハハハハハハハッ!
ギャハハハハハハハッ!

よくみると、たしかにグリチーはおしりの穴をぬらしています。
そうです、どうやらグリチーは、さっきおしりから飲んだお酒のせいで
またおなかをこわしてしまったようです。


「シャセイサセテェ〜〜〜〜ッ!」
「シャセイサセテェ〜〜〜〜ッ!」

グリチンポが狂ったようにおしりをふりまくります。
あんまりバカバカしいので、ぼくは思わず笑ってしまいました。

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「ウエヘヘヘヘヘッ!」
「ウエヘヘヘヘヘッ!」

ぴょこん!ぴょこん!ぴょこん!

グリチーがげひんな笑い声をあげて、庭にむかっていきます。
たたみの上でおもらしされるのをきらったおばさんに
「シャセイ」
のきょかをもらったのです。

宴会場のおおひろまのふすまは、すべてはずされて、そこからもれる灯りが
グリチーが
「シャセイ」をするばしょを昼間のようにてらしています。

そこには、グリチーがいつも食器としてつかっている犬用のエサ皿が、ちょこんとおかれています。
おそらくグリチーはそこに
「シャセイ」させられるのでしょう。


「キンタマシャまぁ〜〜!」


「グリチンポが
シャセイチまスぅ〜〜〜!」


グリチーは、していされたばしょにつくなり
天にむかってばかみたいなおおごえをはりあげました。

そして、くるりとぼくたちのほうに背中をむけると、腹巻きを上に引き上げ
りょうてに持っていた「玉袋」を背中にかつぎあげます。

なにがはじまるのかそうぞうもつきません。
おじさんたちもどんなみじめなかっこうでグリチーが
「シャセイ」するのか
いきをのんでみつめています。


「さ、サ・・サカサチンポォ!」

グリチーはそう叫ぶなりしょっきのうえにしゃがみこみました!


!!!!!!!

どっ!

ギャハハハハハハハハ!
ギャハハハハハハハハ!

「なるほどぉ!こりゃホントに逆さチンポだぁ!」
「フランスの淫売は芸が細かいべ!」

ギャハハハハハハハハ!

おじさんたちは手をたたいておおよろこびです。

,

そして、
「シャセイ」がはじまりました。
,


「キンタマシャま〜〜〜ッ!」
「グリチンポが、
ネガイゴトはなしマスゥ〜〜っ!」


「リッパナ、ウタマロがホシイデースッ!」
世継ぎが早く授かりますように!)


「ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!」


「オオガミのカチクナリタイデース!」
(大神隊長のになれますように!)


ドピュッ!
ドピュッ!
ドピュッ!


ドピュッ!
ドピュッ!
ドピュッ!



「ニッポンで、スケベナリタイデース!」
(日本が平和でありますように!)


「セカイジュう、スケベナリタイデース!」
(世界が平和でありますように!)


ドピュッ!
ドピュッ!
ドピュッ!


ドピュッ!
ドピュッ!
ドピュッ!


ギャハハハハハハハハ!
ギャハハハハハハハハ!


「ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!」
「ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!」
「ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!」




あまりにも情けなくて恥ずかしい「ねがいごと」と「シャセイ」のみせものは
それからしばらくつづきました。
グリチーは、ほんとうにあたまがおかしいヘンタイだということがよくわかりました。
きょうの朝にみたグリチーはうそだったみたいです。

おばさんのはなしでは、グリチーはフランスではとっくに死んだことになっていて
グリチーのおうちとざいさんは、日本とフランスのせいふがぼっしゅうしてしまったそうです。


つまり、グリチーのはなよめしゅぎょうは、グリチーが死ぬまでおわることはないということです。
でも、ぼくは、そのはなしをきいてちょっぴりうれしかったです。
なぜなら、らいねんも、さらいねんも、夏休みになったらグリチーをいじめられるからです。

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グリチーの夏休み 完


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