帝国家畜団60万ヒット記念特別寄稿

「続・ただいまサアビスタイム中!」


作/ニシロク様(製作協力ぴろち様)
挿し絵・アイコン/ニシロク様+ぎるもあ


銀座、大帝国劇場。
いまや帝都で知らぬ者がいないであろう、あさましい家畜奴隷や淫売芸人たちの淫らな見世物小屋。
連日、このうえなく惨めで卑猥な舞台が繰り広げられるこの劇場は、今日も押すな押すなの大人気であった。

その劇場内、正面玄関を入ってすぐ左手に売店がある。
かつては舞台女優たちの艶姿を写したブロマイドやポスターといった商品を扱っていたこの店だが、
現在ではその内容も、あさましい家畜たちの放尿姿や淫芸姿を撮ったものに全て差し替えられていた。
ただ、以前まではどれも飛ぶように売れていたのだが、その大半はもう皆に行き渡っており、
なかなか新規の客を開拓できない状態が続いている今、売り上げは激減していた。

そこで、商売上手な椿の案により、本日からある打開策がとられることとなっていた…。






「いらっしゃいませ〜! ブロマイドはいかがですか〜!」


懸命に大きな声を張り上げて商品を売り込んでいるのは、この売店の売り子である椿。
それでも普段ならば、誰一人興味を持つことなく、少しでも良い席に座ろうとホールに駆け込んでいくのだが、
この日ばかりは皆が足を止め、売店の周りには遠巻きに人だかりが出来ていた。それというのも…。



「皆様、本日より新しいブロマイドを入荷いたしました!
オススメはあのトップスタア、すみれ豚の食事タイムを写したこの一枚っ!
飯盒の底についた自らの便まで舐めようと舌を伸ばす、便所女の日常生活!
さらに、玄関でいつもサアビスさせていただいてます、サキのブロマイドも限定発売!」



しかし客たちの視線は、写真を片手に宣伝する椿ではなく、その傍らにいる少女に注がれていた。



「こらっ、なにやってんの! アンタもしっかり売り込みなさい!」



「はっ、はい!」


そう返事したのは、まだあどけなさの残る可憐な少女である。
頭部に一風変わった飾りをつけている彼女の名は野々村つぼみ。
この度、新しく劇場に配属された彼女こそが、業績を回復するための秘策であった。

今の彼女は、あろうことか何一つ身に纏っていない全裸である。
しかも天井からぶら下がっているロープで、M字開脚の格好で店頭で宙吊りにされているのである。
当然、本来秘するべき箇所はすべて丸見えとなっており、その様子は、さながら生きた吊り看板であった。



「こら、看板娘のクセに声が小さい! アンタ、乙女組で何を勉強してきたの!?」


乙女組とは、もともと新たな花組のメンバーを育てる養成機関であったのだが、
すでに帝都を黒之巣会が支配する現在では、天海に忠誠を誓う牝奴隷を育てる場所となっていた。
なにより処女性を重んじていた夢組でさえ、今では外道会と乱交騒ぎに明け暮れている。



「で、でも椿さん…、こんな大勢の前で、こんな恥ずかしいこと…!」



「もう、情けないわね! ほら、教えた通りに言いなさい!」



「………」



「また、お尻を鞭で叩かれたいの!? なんなら、ここで実演してもいいんですよっ!」



「……皆様、初めまして…。新人研修中の…野々村つぼみです。
ただ今、ブロマイドお買い上げの方に…、私の…オッ、オマンコの毛をもれなくプレゼントいたします。
……数に限りがございます。おっ、お早めにどうぞ…!」



「ちっ、まだまだね…。後でお説教ですよ!
さぁさ、皆様! ブロマイドともども、新人をよろしくお願いいたします!
サービスタイムはたった今よりスタート、無くなり次第終了ですよ!」


とたんに周りの人だかりがどよめき始めた。もちろん、新しいブロマイドに興味を示したわけではない。
顔を真っ赤に染めながら羞恥の言葉を吐く、新しい生贄の股間の毛を抜くという行為に嗜虐心をかられたからである。
あれよあれよという間に、店先には長蛇の列が出来てしまった。


紳士
「すみれ豚のを一枚貰おうか」




「ありがとうございます! 十銭になります」



「…お買い上げ、ありがとうございます。 どっ、どうぞ…一本、引っこ抜いて下さい…」


(ぷちっ!)




「いたっ!」



「ほら、ちゃんとお礼を言わないと!」



「は、はい! あの…ありがとうございました」


学生
「えっと、サキとすみれ豚とを一枚ずつ下さい」




「はいはい、毎度ありがとうございます! それでは二十銭ですね」



「さっ、さぁ…どうぞ。二枚なので、二本抜いて下さい…」


(ぷちぷちっ!)




「きゃいぃっ!」



「泣いてどうするの!? 笑顔は絶やさないこと、って言ったでしょ!?」



「はっ、はい! スマイル、スマイルで頑張ります!」


中には十枚近く買っていく客もいて、あっという間に少女の恥丘は丸坊主になってしまった。
ある程度は予想していたものの、まさかここまで好評とはさすがの椿も予想出来なかったようである。



「えっ、もう無くなっちゃったんですかぁ!? まだこんなにお客様が並んでられるんですよ!
つぼみ! アンタがもっと毛を生やしておかないから!」



「そ、そんな無茶なこと言われたって…!」



「……そうだわ!」



「申し訳ありません、お客様!
オマンコの毛が品切れになってしまったので、ワキ毛でもよろしいでしょうか?」



「!?」


貴族
「あぁ、仕方ないな…。それじゃブロマイド三枚おくれ」



「は〜い、それじゃワキ毛三本、引っこ抜いてやって下さい」


(ぷちっ、ぷちぷちっ!)




「ひいいぃぃっ!!」



「つぼみ! これくらいで悲鳴上げてどうするの! 一人前の売り子になりたいんでしょ!」



「はっ、はいぃ…! スマイル、スマイル…!」


そうして…さらに腋の毛がまばらになり、数えられるほどになるまで抜かれた頃、やっと列はなくなった。



「はぁ、はぁ…」



「う〜ん、まぁ売り上げは倍増したけれど、全然ダメですね。
売り子としての心構えがなってません。これから、みっちり仕込んであげます!」





そして…それから一週間後、再び、売店前には多くの人が集まっていた。
ハッピ姿で売り込む椿の横には、やはりつぼみの姿があった。
しかし今度は吊り下げられたりはしておらず、ちゃんと自分の足で立っている。

だが、そのいでたちは奇妙…というよりも、滑稽なものであった。
相変わらず素っ裸でいるものの、その首からは大きな看板をまるでエプロンのように下げている。
背中にも同じ看板がかかっているので、俗に言うサンドイッチマンの格好であった。
そしてそこには真っ赤な絵の具で、稚拙で卑猥な落書きと共にこう書かれている。


よろしくお願いします!
新人の売り子奴隷、野々村つぼみと申します。
今回、お客様と少しでも早く親しくしていただこうと、
キャンペエンを企画致しました。
新作ブロマイドをご購入いただいた方に、
私の恥ずかしい毛をプレゼントさせていただきます。
そのためにこの一週間、オマンコとワキを洗わずに
毛を生え放題にしてきました。
また、ブロマイド十枚以上ご購入された方には、
さらにオマンコを一発無料サアビス!


とてつもなく屈辱的な看板だが、本人はまるで見せびらかすかのように、絶えず体の向きを変えている。
その顔は常に笑顔であるものの、それは少女の年齢には相応しくない、どこか淫靡な笑みであった。
前回、泣きそうな顔で必死に恥辱に耐えていた同一人物には思えない変わりようである。



「つぼみ! 今度はしっかり売るんですよ!」



「はい、椿さん! 私、たくさんブロマイドをお売りして、たくさん毛を抜いていただきます!
スマイル、スマイルで頑張ります!」


紳士
「じゃあ、また一枚貰おうか」




「あっ、さっそくいらっしゃいませ〜! 毎度どうも〜!」



「どうぞ、こちらです! お好きなところから抜いて下さいね!」





紳士
「おや、この前より随分濃いな。 確か、あの時全部抜いたんじゃなかったかな?」




「えへへっ、天海様にお願いして、毎日たくさん毛が生えるようにしていただいたんです。
この一週間ずっと自分で抜き続けて、お客様にご満足いただけるような
とっても太い毛が生えるようになったんですよ。お尻の穴のまわりまで、ボゥボゥになりました!」


紳士
「おっと、本当に太いマン毛だな…。じゃあ遠慮無く抜かせてもらおうか」


(ぶちっ!)




「あんっ!」


紳士
「なんだ、感じてるのか? オマンコの毛を抜かれただけで?」




「はいぃ…つぼみ、恥ずかしい毛を抜かれただけでイっちゃいそうになる変態なんですぅ…!」


若者
「すみません、二枚下さいな」




「はいっ! 毎度〜!」



「お買い上げありがとうございます。
ワキ毛の方ですか? それともマン毛の方がよろしいですか?」


若者
「それじゃ、あの…お尻の方の…」




「あっ、ケツ毛でしたら、この格好の方が抜いていただきやすいですね! さぁどうぞ!」


媚びた挨拶をしながら、嬉々として男性客の目の前にお尻を突き出して肛門を見せるつぼみ。
七日七晩続いた椿の厳しい教育の結果、今の彼女には一片の羞恥心もないようである。
恥ずかしげもなく次々と淫語を使い、その自分の言葉でさらに感じているようですらあった。


(ぶちっ! ぶちっ!)



「あぁん! いいっ、いいですっ!」



「…十枚くれぬか」



「あっ、この前の旦那さん! はいはい、ごひいきにありがとうございます!
つぼみ! 常連のお客様よ、早く用意しなさい!」



「はいっ、椿さん! 旦那様、ありがとうございます!
こんなモジャモジャの毛だらけの臭いオマンコですが、どうぞお使い下さい…!」

笑顔のまま腰を突き出し、秘唇を自らの指で押し広げるつぼみ。
そうしている間にも次々と客は増え、列は長くなるばかりである。
大帝国劇場は、今日も大入満員であった。

【終】

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